顔 皮膚下 痙攣の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
家族の介護で夜よく眠れない日が続くうち、顔の皮膚下の痙攣が発症。以降、寝床につくとほぼ毎日起こり、範囲も顔全体に広がり、続いている。昼間も顔の一部分が痙攣するようになり、夜中に胃痛も起こり、漢方薬で改善できないかとのご相談でした。
60歳代の女性で、今は介護はされていません。唯一ぐっすり寝ているときだけは痙攣が起こらない(感じない)とのことでしたので、「まずは良い睡眠がとれることを目指しましょう。」と神経の高ぶりや不安を鎮めて、眠りにつきやすくなる漢方薬を2種類飲んでいただくことにしました。
途中、胃の不調があり服用量の調節をしましたが、飲み始めて2週間後には寝つきがよくなり、ぐっすり眠れる日が増えたそうです。
そして、何より顔の皮膚下の痙攣がぐっと少なくなり、時々皮膚下の奥のほうで少し震えを感じるくらいまで改善されたということでした。
このまま、漢方薬を続けていくそうです。
ご家族の看病でお疲れが重なり、心と体の緊張が続いたこと。そして、その疲労を取るための睡眠が得られなかったことで自律神経のバランスまでくずれてしまい、介護をされてない普通の生活になったにもかかわらず、症状がひどくなったのでしょう。
眠りたいと思うままに自然に眠れるようになったことで痙攣もなくなってきたんだと思います。
TEL:092-322-2241
住所:福岡県糸島市前原中央2-3-33